ストレス社会と言われる現代においては、多少なりともストレスを抱えている方が多いのではないでしょうか。
自分があの手この手でストレスを解消している一方で、ストレスとは無縁の人もいます。ではストレスをためない人というのは一体どのような方法を使っているのでしょうか。
今回は、ストレスをためない人に共通している、「行動や物事にたいしての考え方」をご紹介していきます。
ストレスをため込んでしまう人の特徴
ストレスをためてしまう人というのは、何事にも真面目で、完璧にこなそうとする人が多い傾向があります。それ自体はとても良いことですし、とくに仕事においてはそれが必要となる場合も多いでしょう。
だからと言って常にそういうスタンスを貫いていては心がもちません。自律神経が乱れて自律神経失調症に陥ってしまう恐れも十分にあるのです。
ストレスをためない6つの考え方
完璧になりすぎないようにしている
仕事に対してもプライベートに関しても、完璧主義になってしまうと自分の容量をこえてしまいがちです。
そして完璧にこなすことができない自分を許せなくなってしまうのです。こだわることも時には大切ですが、適度に手を抜くということも必要なことなのです。
こういった人を「要領が良い」と世間ではよく言われますが、自分に負荷をかけすぎない上手な方法の1つです。
捌け口がある
家族や友達、恋人など、身近に相談したり愚痴を聞いてくれる相手がいる人というのは、心の疲れを上手に癒すことができています。
「こんなこと言ってちゃダメだ」と、嫌なことでもすべて自分の心にしまいこむような人はどんどん負荷がかかってしまいます。
嫌なことがあれば誰かに聞いてもらう、また悩んだら相談にのってもらうという環境がととのっている方が心には優しいのです。
自分を許す心をもつ
完璧主義にならないという点にもリンクしますが、ちょっとしたミスや怠惰の心を許せない人もいます。
それではいつまでも失敗を自分の中で引きずってしまいます。「これくらいのミスは大したことではない」と自分を許す心を持ちましょう。
甘やかしていると思う必要などないのです、自分の心を安心させてあげるというのはとても大切なことですよ。
周りの目を気にしない
周りの人からどう思われているのかが気になって仕方がないという人は、常に自分をいいように見せる癖がついてしまいます。
時には必要なことですが、常にそんな自分を貫いていてはいけません。マイペースであること、自分は自分だというところを見せることも大切です。そうすることで気分が楽になって楽観的に物事を捉えられるようになるはずです。
プラス思考になる
何か悩んでも「どうにかなる」と思うようにしたり、何か失敗をしても「また次頑張ればいいや」と思うようにするなど、何に対してもプラス思考で物事を考えるというのはとても大切ですよ。
ネガティブになってしまうといつまでも自分の負の部分を引きずってしまい、また別のミスを招いてしまう恐れがあるからです。自分自身を向上させるためにもプラスに考えるというのはとても良いことなのです。
頭をやわらかくする
「これもダメ、あれもダメ」というような頑固な心を持っていては、人を許すことができないどころか自分をも許すことができなくなってしまいます。
もっと寛容になることを心がけることによって、自分にも人にも優しくなることができ、また心も楽になります。
最後に
大切なのは考え方を根本から変えてみるということです。
普段ネガティブな人がいきなりポジティブになることは難しいので、毎日何か1つでも物事を前向きにとらえるようにする努力から始めて見るのもいいですね。
それが癖になっていけば、楽観的な考え方ができるようになり、要領よく生きていくことができるようになるはずです。