電車内でよく見かける光景があります、隣に座っている人の肘が当たって不快そうにしている様子です。
わざとでなければ何も言えないのが、日本人の優しいところですが、本音はやめてくれです。
女性の場合、男性が相手だと力の差で負けてしまったり、男性の場合も女性が相手だとだと言いづらく我慢したり、男性同士だと時には喧嘩になったりもあるのでは。
お互いが不快な思いをしないように、どう対処していけば良いのか、実践的な対策法をいくつか考えましたが、やはり自分から席を離れてしまうというのが1番スマートだということです。
すぐ出来る対策
そもそも相手の方が、肘が当たっているという意識がない可能性があるので、まずは気付いてもらいましょう。
どうしたら相手に伝わるかですが、
- バッグをねじ込んでみる
- チラ見してみる
- 肘に軽くとんとんする
これらの行動をとってみましょう。
自身が持っているその鞄、バッグを当たっている部分にそっとねじ込み、様子を見てみます。
それと、結構多いのがチラ見ですよね。
ただ、自身も経験した事がありますが、実際はチラ見程度で相手が気付くはずもなく、少し押しても引いてもわかってもらえないことのほうが多いのが現実です。
これで、分かってくれたならラッキーくらいに感じますが、そうそう思いどおりにはならないので、涙が出そうになるくらい辛くなってきます。
どうしても分かってほしい時は、肘に軽くとんとんしてからちらっと見て会釈をすると、不快な思いをさせずにお互い気分も良くなります。
悪質なら証拠撮影も
気づいてくれれば大成功ですが、もしもそれでもぶつけてきた場合は間違いなくわざとでしょう。
その場合、わざとやっているという証拠が必要になってきますので、お手持ちのスマートフォン等で撮影してしまうのも手です。
録画をしながら、もう一度身体に当たっている部分に鞄を持ってきます。
そこでまた肘をぶつけてくる悪質な行為があったら、一緒に顔を撮影し、相手が降りる駅で一緒に降りて駅員に報告をしてしまうのです。
その場で取り押さえることも可能ではありますが、きっと何度も迷惑をかけている常連さんかもしれませんので、先に駅員に報告して、警察を動かしてもらうことが肝心になってきます。
何度も同じ人が自分にだけやってくる、それはもう犯罪ですのでその時々に必ず証拠を保存して、身の安全を守ることが大事です。
前者のやり方はやり慣れている人なら、上手くいくのですが、なかなか難しい出来ないと言う人のために、他の方法もご用意致しました。
それは自分のプライドが許さない、ならばこれはどうでしょうか。
結局1番大人な対応は自分が移動すること
人間は、1度イライラや怒りを覚えてしまうと頭の中がその事に囚われて、憤りを隠せなくなってしまうものです。
これまでの対策を実行するのも良いですが、際最終的にお勧めするのは、あえて次の駅で自分が降りて、次の電車を待つ作戦です。
降りることによって、頭の中をリフレッシュさせて、嫌な思いやイライラを静めてから電車に乗るのです。
頭のスイッチのオンオフを切り替える、という習慣を身につけることによって、会社や学校などでも、それが出来るようになります。
ストレスを上手にコントロールする力を身につけた人は、その後も違う場面でも応用出来て、いつも以上の能力を引き出すことが可能になります。
損をしたと思うことよりも、得をしたと思うことが増えて、次第に周りよりもひとつ抜きん出た存在になるのです。
電車内という小さい世界で、他者とイライラなどを共有するよりも、自分から1度身を引くという事を行うことによって、他人の目にも良く映るでしょうし、かっこいい生き方なのではと考えさせられます。
肘で動揺してしまう自身を想像してみると、なんだか少し恥ずかしいと思ってしまいますが、堂々と席を立つ事をイメージするとなんだかクールだなって思いませんか?
私個人が、もしも目の前にそういう場面に出くわして、サッとスマートな身のこなしをしている人がいたら男女関係なく惚れます。
最後に
心のもやもやを、怒鳴ったり睨みつけ脅したりして発散するのは、見ているこちらも良い気持ちはしません。
臨機応変にその時に合わせて、上手く美しくかわしてみるだけで、周りの見る目がどんどん変わっていきますので、これを機に皆さんもやってみてはどうですか。
人の振り見て我が振り直せを教訓に、電車に乗ってワクワクすることを考えるのも乙ですよ。