睡眠

枕を使うべき理由|快眠・安眠

睡眠枕

普段から体を動かしているのになかなか寝付けなかったり、たっぷり寝たつもりなのに、朝起きて疲れが十分に取れていないと感じることはありませんか?

規則正しい生活をしているのに睡眠に関する悩みを抱えている人は意外と多いんです。

寝つきが悪くなってしまう理由は人それぞれですが、今回はその中の一つ、「枕」についてフォーカスしていきます。

安眠・快眠するためにも枕は使うべき

枕を使わなくてもスムーズに寝られるという人もいますが、たいていの人は枕なしではスムーズに寝ることができないものです。

ベッドに頭を直接置いてしまうと頭をしっかりと固定できないので、寝ている最中に頭が安定せず、安定した睡眠状態を維持しにくくなります。

その結果、しっかりと寝たはずなのに疲れが抜けきらず、日中の活動時間に眠気が襲ってきたりするのです。

睡眠の質を高めるためにも枕は使っていきましょう!

自分の体・頭に合ったものを選ぶようにすると、それまで抱えていた睡眠に関する悩みが一気に解消する可能性がありますよ。

枕選びのポイント

価格が安すぎるものは品質が悪いものが多いため、それなりの価格のものを選ぶことは大切ですが、高ければ高いほど優れているということでもないため、価格ばかりに囚われ過ぎてしまうのは禁物です。

枕を選ぶときのポイントは、どのような素材が使われているのか、大きさと硬さ、そして高さですね。

大きすぎたり小さすぎたりすると、ベッドに頭を直接置いているのと変わらなくなってしまい、疲れを取り去ることが難しくなるのです。

特に、大きすぎると首に余計な負担がかかってしまい、起きたときに痛みを感じるようになります。

睡眠というのは、起きているときの疲れを取り去るための時間です。ここで余計なストレスを溜め込んでしまうのでは、眠る意味がなくなってしまいます。

首・頭に負担がかからないように枕の高さ・大きさを意識してみると、体に負担がかかりにくくなります。

枕を使わないと背骨に負担がかかる

寝るときに枕を使うことを勧める理由の一つに、人間の体の構造的に使うべきだという点があります。

人間の背骨はまっすぐになっているわけではなく、微妙にS字を描くようになっています。

そのため、寝ているときに背骨のS字を維持できるようにしなければならないのです。背骨のS字を維持するためには、頭をある程度高いところに固定して寝ることが求められます。

ベッドに直接という眠り方では、背骨の状態が悪くなってしまいます。

背骨にかかっている負担は、自分自身ではっきりと感じることが難しいので、知らず知らずのうちに睡眠の質を低下させていることが多いので注意しましょう。

背骨に負担をかけ続けていると 、睡眠後も疲れが残ってしまったり、ほかにも頭痛や肩こり、急に手足がしびれたりすることも起こりえます。

また、体調不良にはならないとしても、顔がむくんでしまったり、首などにシワができてしまったりすることがあります。

寝る姿勢によっても選び方は変わる

どのような姿勢で寝るのかによっても、枕の選び方は変わっていきます。

多くの人は、仰向け・横向けのどちらかの姿勢で寝ています。

仰向けで寝るのが基本となっている人は、横から見たときに首がどのような状態になるのかを意識してみましょう。直立姿勢でいるときの状態にできるだけ近くなるようにすると、楽に寝られるようになりますよ。

横向きで寝ている人の場合は、首の骨がまっすぐになることを意識し、肩幅に合う高さのものを選んでいきましょう。

高さだけではなく、大きさ・長さにも気を配るようにします。小さすぎるものを使っていると、寝ている間に頭が落ちてしまい、痛みにつながることもあるので要注意です。

しっかりと枕を選んでいけば、朝すっきりとした目覚めを実感できるはずです。この機会に自分愛用の枕探しを始めてみてはいかがでしょうか。